民俗芸能

全国民俗芸能大会の開催

 全国各地に伝えられる民俗芸能は、各地の風土と生活の中で生まれ、地域の人々によって歴史的に育まれてきたものです。それらは国民の生活の推移を物語る貴重な民俗文化財でもあります。この大会は、このような各地の貴重な民俗芸能を舞台で公開し、民俗芸能の重要性を多くの人々に認識してもらおうと開催してきました。
 歴史をひもとくと、日本で初めて地域の芸能を舞台で紹介したのが初代日本青年館のこけら落としとして開催された「郷土舞踊と民謡の会」で、1925(大正14)年のことでした。戦後この流れを継承してきた当事業は、通算すると74回目となります。これまでに460あまりの芸能を紹介してきました。出演者にとっては大会出場が大きな自信につながり、これを契機に芸能の保存の機運も高まり大きな成果をあげています。また、早くからこうした芸能の記録保存に取り組んできたのも当大会でした。
 今年度の第65回全国民俗芸能大会(文化庁補助事業)は、11月26日に国立オリンピック記念青少年総合センター大ホールで開催いたしました。概要は以下の通りです。多数の方々にご来場いただき、ありがとうございました。
<日  時> 平成28年11月26日(土) 開場12:30 開演13:00
<会  場> 国立オリンピック記念青少年総合センター大ホール
         (小田急線「参宮橋」駅より徒歩7分・地下鉄千代田線「代々木公園」駅より徒歩10分)

<主  催>一般財団法人 日本青年館  全国民俗芸能保存振興市町村連盟

<出演演目>
・島根県益田市 益田糸操り人形 益田糸操り人形保持者会
寿三番叟
加賀見山旧錦絵
七段目 長局の段
八段目 奥庭の段
山本一流獅子の一曲
・鹿児島県南種子町 西之本国寺盆踊り 野尻・木原自治公民館
たけなが
むつましや
あきのたの
ようようおの
ちはやぶる
したには
・静岡県静岡市 清沢の神楽 清沢神楽保存会
三宝の舞
金丸大明神の舞
ヒイナおろし・シメ切り
大弓の舞
ヘンバイ

<企画委員>

・山路  興造  民俗芸能学会代表理事
・西角井 正大  前実践女子大学大学院教授
・吉川  周平  京都市立芸術大学名誉教授
・星野   紘  元文化庁伝統文化課主任調査官
・齊籐  裕嗣  前文化庁伝統文化課主任調査官
・宮田  繁幸  文化庁伝統文化課主任文化財調査官
・吉田  純子  文化庁伝統文化課文化財調査官
・俵木   悟  成城大学文芸学部准教授
・神田  竜浩 (独)日本芸術文化振興会 国立文楽劇場企画制作課係長
・久保田 裕道  (独)国立文化財機構 東京文化財研究所無形民俗文化財研究室長dsc_0060dsc_9872dsc_9944dsc_0345

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