全日本高等学校オーケストラ連盟について

発足の経緯

 全日本高等学校オーケストラ連盟(通称:オケ連)は全国規模の高校オーケストラの交流の場とネットワークを作りを目的に1998年に誕生した全国組織です。1990年代当時、高校オーケストラ活動は全国各地で行われていたものの、その実態や全体像はほとんど把握されていない状況でした。そこで日本青年館が呼びかけ、オーケストラに親しむ高校生の全国的な交流の場ができないか、そして指導者のネットワークが形成できないかを検討するため音楽関係者を集めて議論を重ねました。

 1994年に「オーケストラフェスタ実行委員会」が発足。日本全国のオーケストラを指導する音楽教師と、全国のオーケストラ部が交流するイベントとしてオーケストラフェスタの開催に向けて準備が進んでいきました。1995年1月7~8日に「第1回全国高等学校選抜オーケストラフェスタ」が開催、全国10校から約700名の生徒が日本青年館ホールに集まりお互いの演奏を鑑賞し合いました。第1回オケフェスのプログラムには、次のような趣旨が書かれています。

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 現在、我が国には全国規模の高等学校オーケストラ活動の実態及びその存在を知る何ものも明らかになっていない。したがって、全国規模でオーケストラを愛する高校生の交流の機会は皆無の状態である。このような状況下で、指導者は、もっぱら、個人の人脈と努力、さらには保護者の理解と協力によってのみ、オーケストラを維持・発展させてきたと言っても過言ではない。
 わたしたちは、このような窮状と、全国規模で高校生を交流させたいと願う現場指導者の強い要望をもとに、全国の熱心なオーケストラと管弦楽及び弦楽合奏グループが一堂に会し、互いの成果を披露し合いながら、友情と連帯を深めるネットワークづくりを目指し、全国高等学校オーケストラの活動がますます発展することの一石となることを願い、広く社会の理解を促進するために、この事業を実施する。

 

 その後、1998年春に「全日本高等学校オーケストラ連盟」結成の準備に本格的に着手し、10月31日、オケフェスに参加した高校を中心に52の高校が参加し、全日本高等学校オーケストラ連盟が結成されました。以降、日本青年館とオーケストラ連盟との二人三脚で、オーケストラ事業がさらに発展していく契機となっていきました。

日本青年館とオーケストラのかかわり

 連盟事務局を置いている日本青年館は青年活動の拠点として位置づけられていますが、オーケストラとも歴史的に深い関係を持っています。初代理事長の近衛文麿(1891-1945)の弟である近衛秀麿(1898-1973)は、当時の日本を代表する指揮者の一人で、日本人として初めてベルリン・フィルハーモニー管弦楽団などヨーロッパの著名なオーケストラの指揮者を務め、国内でも新交響楽団(現NHK交響楽団)の常任指揮者を務めるなど日本のオーケストラ黎明期を支えた人物でした。竣工間もない日本青年館(旧館)の大ホールでは、近衛秀磨が率いるオーケストラをはじめ多くの演奏会が行われ、日本青年館は「演奏家の登竜門」ともいわれていました。また日本青年館ホールでは数多くのオーケストラ作品の日本初演が行われています。

【参考】日本青年館ホールで初演された主なオーケストラ作品

 1926年 W.A.モーツァルト/交響曲第41番《ジュピター》 L.v.ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲

      P.I.チャイコフスキー/交響曲第5番、ピアノ協奏曲第1番、弦楽セレナード

      P.デュカス/交響詩《魔法使いの弟子》 J.シベリウス/交響詩《フィンランディア》 

 1927年 F.シューベルト/交響曲第9番《グレイト》 R.シューマン/交響曲第3番 J.ブラームス/交響曲第3番

      P.I.チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲 V.カリンニコフ/交響曲第1番 G.マーラー/さすらう若人の歌

      C.ドビュッシー/交響詩《海》 R.シュトラウス/交響詩《ドン・ファン》 J.シベリウス/交響曲第2番

 1928年 W.A.モーツァルト/交響曲第39番 P.I.チャイコフスキー/交響曲第4番 G.マーラー/交響曲第1番《巨人》

      M.ラヴェル/スペイン狂詩曲 スクリャービン/交響曲第4番《法悦の詩》

 1929年 G.F.ヘンデル/オラトリオ《メサイア》 H.ベルリオーズ/幻想交響曲 R.シューマン/交響曲第4番

      G.マーラー/交響曲第4番 R.シュトラウス/交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》、交響詩《死と変容》

 1930年 J.ブラームス/ヴァイオリン協奏曲、二重協奏曲 S.ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番 C.ニールセン/交響曲第2番

 1931年 A.ブルックナー/交響曲第4番《ロマンティック》 P.I.チャイコフスキー/交響曲第1番《冬の日の幻想》

      M.ラヴェル/ボレロ D.ショスタコーヴィチ/交響曲第1番

 1932年 H.ベルリオーズ/ローマの謝肉祭 J.ブラームス/交響曲第4番 M.ラヴェル/ラ・ヴァルス

 (※内容に誤りがありましたら事務局までご一報ください。)

 

オケ連の現在

 現在全国各地の高校オーケストラ106校が加盟しており、夏休みの2つの音楽合宿「全国高等学校オーケストラサマースクール(サマスク)」と「全国高等学校サマーオーケストラ(サマオケ)」、年末の「全国高等学校選抜オーケストラフェスタ(オケフェス)」、春休みの「全日本高等学校選抜オーケストラ・オーストリア公演(ウィーン隊)」の4つをメインに全国規模の様々なオーケストラ事業を展開しています。中でもオケフェスの参加人数は年々増加し、第25回オケフェス(2018年)には全国81校より約4,300人の生徒が参加しオケ連最大のイベントとなっています。

 

 さらに第29回オケフェス(2020年)ではコミックが累計400万部を突破し、2023年4月よりNHKのEテレでアニメ放映がスタートした高校オーケストラを舞台にした人気漫画『青のオーケストラ』とオケフェスのコラボレーションが決定し、作者の阿久井真先生がオケフェスのために書き下ろしたオリジナルイラストがプログラムの表紙を飾り、『オケフェス×青のオーケストラ』のコラボ記念グッズも販売されるなど大きな話題となりました。

 

理事長よりご挨拶

 2023年度より当連盟の理事長となりました、長野県須坂高等学校教諭の柳澤哲(やなぎさわさとし)と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 当連盟は今年度、設立25周年を迎えます。全国規模の高校オーケストラの交流の場とネットワークをつくろうと、立ち上げた設立当初は10数校で始まった連盟も、今や北は北海道から南は九州まで100校を超える組織となりました。拡大の一途を歩んできた連盟ではございましたが、コロナ禍という未曽有の困難に見舞われ、高校の部活動そのものが危機的状況に見舞われることになりました。しかしながら、高校オーケストラの火を絶やしてはいけないという顧問の先生方や連盟にかかわる多くの皆様のご尽力により、オーケストラフェスタをはじめ、連盟主催の諸行事や高校オーケストラの活動は継続され、今日に至っております。私たちは25年間の歩みを振り返りつつ、危機的状況の中で培った新たな経験を財産として、新しい時代に即した持続可能な高校オーケストラ活動を模索してまいりたいと存じます。

 さて、私たちを取り巻く環境はいろんな意味で転機を迎えております。パンデミックや戦争に加え、AIやChatGPTなど、人類にとって未知の領域ともいうべきステージに入ろうとしています。そうした時代の変化に対応していく活動を模索していくことは言うまでもありません。しかし、そうした中であっても、いやそうした中であるからこそ、変えてはならないもの、守っていかなければならないものもあるのではないでしょうか。人と人が対面で交流し、個性を認め合いながら協調していく、多様性の中の統合をめざすオーケストラ活動はまさに、こうした人類の課題に対して一つの方向性を示すものといえましょう。

 先行き不透明な時代、生徒たちはともすれば悲観的に物事をとらえがちです。だからこそ、より多くの経験を重ねた大人たちが、人生の喜びのひとつとして音楽を通し、オーケストラ活動を通して、彼らのまだ見ぬ世界のあることを伝え、スタートラインに立たせてやることが私たち大人の、そして連盟の責務と考えます。そのためには各校顧問のみなさまはじめ、連盟にかかわるすべてのみなさまのご尽力なくして連盟の責務を果たすことはできません。どうぞ、引き続き、みなさまのご尽力とご協力を賜りますようお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

2023年6月1日
全日本高等学校オーケストラ連盟
理事長 柳澤 哲(長野県須坂高等学校教諭)

加盟校数:106校 (2023年6月時点)

北海道・東北地方(11校)

▼北海道

北海道音更高等学校

▼宮城

宮城学院中学校高等学校 宮城県宮城第一高等学校 宮城県仙台第一高等学校

宮城県富谷高等学校 仙台白百合学園中・高等学校

仙台育英学園高等学校・秀光中学校 尚絅学院中学校・高等学校

▼福島

福島県立福島高等学校 福島県立橘高等学校 福島県立安積高等学校

関東地方(61校)

▼茨城

清真学園高等学校・中学校

▼栃木

栃木県立鹿沼高等学校 栃木県立栃木女子高等学校 栃木県立宇都宮女子高校

▼群馬

群馬県立桐生高等学校 群馬県立中央中等教育学校 群馬県立高崎北高等学校

▼埼玉

埼玉県立大宮光陵高等学校 春日部共栄中学高等学校 埼玉県立浦和西高等学校

埼玉県立川越女子高等学校 浦和明の星女子中学・高等学校

▼千葉

千葉県立幕張総合高等学校 千葉県立千葉高等学校 千葉県立千葉女子高等学校

千葉市立稲毛高等学校・附属中学校・国際中等教育学校 国府台女子学院中学・高等部

光英VERITAS中学校・高等学校 千葉県立船橋高等学校 千葉県立津田沼高等学校 成田高等学校

千葉県立小金高等学校 市川中学校・高等学校 東邦大学付属東邦中学高等学校

▼東京

明治大学付属中野高等学校 東京都立青山高等学校 聖心女子学院中・高等科 江戸川女子中学高等学校

サレジアン国際学園世田谷中学校・高等学校 品川女子学院 東京都立駒場高等学校 東京都立三田高等学校

東京都立日比谷高等学校 田園調布学園中等部高等部 明星学園中学校・高等学校 明星中学校・高等学校

玉川学園 国際基督教大学高等学校 恵泉女学園中学・高等学校 東京都立西高等学校

大妻多摩中学高等学校 東京都立南多摩中等教育学校 東京都立富士高等学校附属中学校

豊島岡女子学園中学校・高等学校 桐朋女子中学校・高等学校 鴎友学園女子中学高等学校

白百合学園中学高等学校

▼神奈川

青山学院横浜英和中学高等学校 清泉女学院中学高等学校 関東学院中学校高等学校 森村学園中等部高等部

慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部 神奈川県立川和高等学校 神奈川大学附属中・高等学校

日本女子大学附属高等学校 聖光学院中学校高等学校 洗足学園中学高等学校 捜真女学校高等学部

鎌倉女学院中学校高等学校 東海大学付属相模高等学校 神奈川県立光陵高等学校

中部地方(15校)

▼新潟

新潟県立高田高等学校

▼山梨

山梨県立甲府第一高等学校

▼長野

長野県長野高等学校 長野県松本深志高等学校 長野県松本蟻ヶ崎高等学校

長野県小諸高等学校 長野県上田高等学校 長野県須坂高等学校

長野県長野西高等学校 長野県屋代高等学校 松本秀峰中等教育学校

▼岐阜

岐阜県立大垣南高等学校

▼静岡

静岡県立清水南高等学校・同中等部

▼愛知

聖霊中学・高等学校 椙山女学園中学校・高等学校

近畿地方(7校)

▼京都

京都女子中学校・高等学校 ノートルダム女学院中学校・高等学校 同志社女子高等学校

▼大阪

大阪府立清水谷高等学校 帝塚山学院中学校高等学校

▼兵庫

須磨学園高等学校・中学校

▼奈良

帝塚山中学校・高等学校

中国・四国地方(9校)

▼岡山

岡山県立岡山朝日高等学校 岡山県立岡山城東高等学校

▼広島

広島大学附属中・高等学校 広島なぎさ中学校・高等学校 山陽女学園中等部・高等部

▼山口

山口県立下関南高等学校 山口県立山口中央高等学校

▼徳島

徳島市立高等学校

▼高知

土佐中学校・高等学校

九州地方(3校)

▼福岡

福岡市立福岡西陵高等学校 福岡県立育徳館高等学校

▼長崎

長崎県立長崎北高等学校

全日本高等学校オーケストラ連盟 役員 (2023-2024年度)

会長 清水 孝 明治大学付属中野中学・高等学校校長
 
参与 粕谷 宏美 東邦音楽大学 大学院 東邦音楽短期大学教授
小林 泉 元長野県長野高等学校教諭
椙山 由美子 元成田高等学校教諭
穴田 成人 元明星中学高等学校教諭
小川 啓二 元清真学園高等学校・中学校教諭
成瀬 浩健 京都女子中学高等学校講師
三宅 康一 岡山県立岡山城東高等学校非常勤講師・くらしき作陽大学専任教授
山岡 健 千葉県立津田沼高等学校教諭  
 兼 30回記念大会実行委員長 幸重 雅也 光英VERITAS中学校・高等学校教諭  
 
理事長 柳澤 哲 長野県須坂高等学校教諭
副理事長 亀岡 亮一 福島県立橘高等学校教諭
深井 祥二 森村学園中高等部教諭
副理事長・事務局長 繁下 拓也 関東学院中学校高等学校教諭
理事・事務局次長 河合 豊明 品川女子学院教諭
理事 牛渡 純 仙台育英学園高等学校教諭
石塚 理恵子 光英VERITAS中学校・高等学校教諭
稲垣 雄一郎 成田高等学校教諭
伊藤 巧真 千葉県立幕張総合高等学校教諭
佐久間 誠 千葉県立佐倉西高等学校教諭
北村 由里子 東京都立駒場高等学校教諭
吉里 恵理子 国際基督教大学高等学校教諭
相澤 拓生 神奈川大学付属中・高等学校教諭
大和 由祈 捜真女学校中学部・高等学部教諭
遠藤 直之 静岡県清水南高等学校・同中等部教諭
中 勝弘 ノートルダム女学院中学高等学校教諭
松北 高行 岡山県立岡山朝日高等学校教諭
松本 展幸 大阪府立大阪わかば高等学校首席
原 寛暁 広島大学附属中・高等学校教諭
松田 和宏 福岡市立福岡西陵高等学校教諭  
アドバイザー 後藤 祐佳 春日部共栄中学高等学校講師
常勤事務局 安斎 拓志 一般財団法人日本青年館 公益事業部 主任  
 
監事 小山 誠 品川女子学院教諭
関口 照雄 元千葉県立船橋高等学校教諭  

全日本高等学校オーケストラ連盟 規約

◎制定1998年10月31日

 (一部改正 2000年11月22日)

 (一部改正 2005年 6月17日)

 (一部改正 2015年 5月22日)

 (一部改正 2017年 5月24日)

 (一部改正 2021年 5月24日)

第1条(名称及び事務局)
  1. 本連盟は全日本高等学校オーケストラ連盟と称する。
  2. 事務局は、東京都新宿区霞ヶ丘町4-1 日本青年館内に置く。
第2条(目的)

 本連盟は日本の高等学校オーケストラ活動の啓蒙とその向上発展を図る事を目的とする。

第3条(事業)

 本連盟は目的達成のために次の事業を行う。

  1. 全国高等学校選抜オーケストラフェスタ。
  2. その他、オーケストラの交流と青少年の健全育成にとって必要と認められる事業。
第4条(組織)

 本連盟は、次に該当する高等学校とその教職員及び賛助会員で組織する。

  1. 組織
    1. 管弦楽に関係する部活動(オーケストラ部・管弦楽部・室内楽部等)のある高等学校においてはその学校及び顧問並びに教職員。
    2. 高等学校においてはその学校及び顧問並びに教職員。
    3. 都道府県連盟がある場合はその連盟及び加盟高等学校。
    4. 本連盟の活動に賛同する高等学校教職員。
    5. 中・高一貫教育の場合は、中・高等学校としての参加を認める。
  2. 入会及び退会

    理事会の承認を必要とする。

第5条(役員・監事及び顧問・事務局員の任務)

 本連盟には次の役員をおく。

  1. 会長     1名   本連盟を代表する。
  2. 理事長    1名   理事会を代表し会務を処理する。
  3. 副理事長   3名以内 理事長を補佐し理事長に事故があった場合職務を代行する。また副理事長のうち1名は事務局長を兼任する。
  4. 事務局長   1名   会計及事務を処理する。
  5. 事務局次長  1名   会計及事務を処理する。事務局長を補佐し事務局長に事故があった場合はその職務を代行する。

                事務局担当理事のうち1名を事務局次長とする。

  6. 理事     25名以内 理事会を構成し、本連盟の運営及び事業を行う。

                理事のうち3名以上を事務局担当とし、事務局長及び事務局次長の指示により事務を行う。

  7. 監事     3名以内 会計及び事務を監査する。
  8. 顧問          本連盟に必要に応じて助言・提言をする。
  9. 参与          本連盟に必要に応じて助言・提言をする。
  10. アドバイザー      本連盟の運営及び事業を必要に応じ援助・助言する。
第6条(役員・監事及び顧問・事務局員の選出)
  1. 会長     理事長が推挙し、理事会の承認を得て推戴する。
  2. 理事長    理事会において互選し決定する。
  3. 副理事長   理事会において互選し決定する。
  4. 事務局長   副理事長の中から理事長が指名し、理事会の承認を得て決定する。
  5. 事務局次長  事務局担当理事の中から事務局長が指名し、理事会の承認を得て決定する。
  6. 理事     総会において互選し決定する。事務局を担当するものを事務局長が指名し、会長が委嘱する。
  7. 監事     総会において互選し決定する。
  8. 顧問     必要に応じ理事会の承認を得て、会長が委嘱する。
  9. 参与     必要に応じ理事会の承認を得て、理事長が委嘱する。
  10. アドバイザー 必要に応じ理事会の承認を得て、理事長が委嘱する。
  11. 会計     必要に応じ理事長が指名し委嘱する。
  12. その他    賛助会員の中から理事長が推挙し理事会の承認を得て理事を選任出来るものとする。
第7条(役員・監事及び顧問・事務局員の任期)

 役員・監事及び顧問・事務局員の任期は2年とする。ただし再任は妨げない。

第8条(会議)

 本連盟には総会・理事会をおく。会議は会長が招集し、過半数の出席で成立し、三分の二以上の賛成で議決する。

 会議において委任状は出席とみなす。

  1. 総会年1回開催し、役員の選出、会計事務の承認及び必要な案件の決議を行う。
  2. 理事会
  1. 監事・顧問・参与を除く役員で構成し、必要に応じて開催する。
  2. 総会の決定に基づき本連盟の運営及び事業を行う。
第9条(経理)

 本連盟の経費は、会費、賛助会費、寄付金、その他事業収入を以てこれに充てる。

第10条(会計年度)

 本連盟の会計年度は、毎年4月1日に始まり翌3月31日に終わるものとする。

第11条(監査)

 会計事務は、監事の監査を経て次年度総会の承認を得る。

第12条(規約の変更)

 本連盟の規約の変更は、総会の決議による。

第13条(規約の施行)

 本規約は1998年11月1日より施行する。

オーケストラ連盟の加盟について

 当連盟の活動にご賛同いただける高等学校の加盟を募集しております。
 共にオーケストラ活動を通じた青少年の自立・成長を支援していきましょう。
 ※オーケストラ連盟規約第4条(組織)の(2)より、理事会の承認を経て正式加盟となります。

加盟を希望される学校は、以下の手続きをお願いします。

  1. 以下の加盟申請書フォームに記入の上、事務局までメールでお知らせ下さい。
      加盟申請書フォームWORD版 / PDF版
  2. ご加盟いただいた学校には事務局から請求書を送り、年会費(5,000円)をお納めいただきます。
    (領収書が御入用の際は事務局までご連絡ください。)
  3. 連盟加盟校には以下の特典があります。
    1.  オーケストラフェスタにエントリーできます。
    2.  生徒個人参加事業(サマオケ等)の加盟校選考募集に応募できます。
    3.  連盟公式Facebookページに演奏会情報を掲載できます。
    4.  演奏会で当連盟の後援名義を使用することができます。
    5.  年1回開催する総会にご案内します。(派遣依頼文書を発行いたします。)
    6.  当連盟の主催する様々な事業のご案内をいたします。
    7.  プロオーケストラ等の演奏会の特別割引・招待のご案内をいたします。

 ※一度加盟した学校は年度をまたいでも自動で加盟状態となります。退会希望の学校は事務局までご一報下さい。

 ※加盟を検討するにあたって知りたい情報等ありましたら事務局までお気軽にお問い合わせ下さい。

 【参考資料】『連盟について(PDF版)』 『加盟のご案内(PDF版)

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