ARTIST / 出演者

音楽監督ヨハネス・クトロヴァッツ、エドワード・クトロヴァッツから皆さまへ

私たちにとって音楽祭とは、通常のコンサートシーズンに、いつものホールで行われる演奏会とは違った、

ユニークなプログラムを楽しめる、まさに「お祭」です。

ですから、「お祭」が終わって日常に戻ると、いつもの暮らしが少し違った風に見えてくるのではないかと思います。

特別に用意された世界で一つだけの会場で、お客様と一緒にそこにしかない空気を生み出すのは、

アーティストにとってとてもエキサイティングな体験です。

しかも、大好きな日本でこのような音楽祭ができるのですから、毎回山中湖に行くのが楽しみでなりません。

山中湖国際音楽祭は世界レベルのアーティストの演奏を、間近で聴くことができる醍醐味と、演奏家・スタッフとお客様の身近な交流を大切にし、

一つのファミリーのような一体感をもてる空間づくりを心がけてきました。

音楽を浴びるように、そして音楽の万華鏡のような一時を楽しみ、みなさんとの交流を楽しんでいただければ、とてもうれしく思います。

音楽は、異なる世界の間を結ぶ架け橋になります。新しい音楽との出会い、人々との出会いを、どうぞ心ゆくまでお楽しみください。


音楽監督

ヨハネス・クトロヴァッツ

音楽監督

エドワード・クトロヴァッツ

《現職》

リスト・フェスティバル 音楽監督 (フランツ・リストの生地、ライディングで開催される音楽祭)

ウィーン国立音楽大学教授 / 山中湖国際音楽祭 音楽監督

国際リスト協会 副会長(エドワード・クトロヴァッツ)

《コンサート活動》

ウィーン , 楽友協会 / コンツェルトハウス

アイゼンシュタット , ハイドンホール

ライディング , リストホール

ロンドン , ウィグモアホール / サウスバンクセンター

ミュンヘン , ヘラクレスホール

ニューヨーク , カーネギーホール

トロント , 芸術センター / ヴォルターホール

東京 , サントリーホール / 他多数

Eduard Johannes Kutrowatz - Piano -

ピアノデュオ・クトロヴァッツ(兄ヨハネス、弟エドワード)は、ハイドン音楽院でピアノを習い始め、ウィーン国立音楽大学へ進学。

ともに師事したR.K.ブライゼンハマー女史の刺激を受け、ピアノ四手連弾や2台ピアノ演奏に本格的に取り組むこととなる。

兄弟とも、卒業の翌年には同大学の教授に就任。

1986年、イタリアのストレサ国際コンクール、ピアノデュオ部門で第1位を獲得したのが国際コンクールにおける初の受賞。

その後も、ブルゲンランド州芸術賞など数々の賞や勲章を得ている。

2人の深みのある音楽表現と多様な演奏技法は、たゆまぬ努力と広範囲にわたる演奏活動(ピアニスト、室内音楽家、伴奏者、指揮者として)の賜物。

血のつながった兄弟ゆえに率直で建設的な議論を充分に重ねてきたことも成功の要因と言える。

これまでに、ヨーロッパ諸国、アジア、北米、オーストラリア、アフリカへのコンサートツアーを行い、世界有数のホールや著名な音楽祭で演奏。

シューベルト、ブラームス、リスト、ガーシュウィン、ピアソラ作品等のCD制作においても高い評価を得ている。

2006年には、日本にまつわる曲を集めたCD「Love for Japan」をリリースし、日本のみならずヨーロッパでも好評を博している。

リストの生地、ライディングで開催される「リスト・フェスティバル」の音楽監督としても活躍中の兄弟は、リスト生誕200年にあたる2011年、ウィーン楽友協会を

はじめとするオーストリア国内はもとより、ブダペスト、バイロイト、ワイマールといったリストゆかりのヨーロッパ各地や、ロシア、アメリカなどで

特に精力的な演奏活動を展開。

2011年3月のサントリーホール公演では、満席の聴衆から惜しみない拍手を受けた。東日本大震災の復興支援コンサートを行い、陸前高田市の民俗芸能復活のために

コンサートの収益の一部を寄付した。

2014年春、CD「東風」をリリース。坂本龍一の作品を山本京子が2台ピアノのために編曲したもので、東(日本の音楽、友人らの深く強いつながり)からの

風に吹かれてきた彼らの集大成ともいえる。

http://www.duokutrowatz.com/

♪ ピアノ・デュオ・クトロヴァッツ(PDK)の日本での活動を応援するファンクラブ「PDK 200 Club Japan」を2009年に設立しました。詳細はコチラ


クリスチャン・ショル / ヴァイオリン

Christian Scholl - Violin -

1972年ドイツ、マインツ生まれ。シュトゥットガルト音楽大学、カールスルーエ州立音楽大学に学んだ他、数々のマスタークラスを受講。

ドイツ学術交流会の奨学生としてブダペストのフランツ・リスト音楽院へ留学した後、1998年5月、カールスルーエ州立音楽大学を首席で卒業。

1998年夏にグラーツ音楽大学、2000年にはシュトゥットガルト音楽大学のカルテットクラスに進み、2002年同大学を首席ソリストとして卒業、ヨーロッパ、アジア、

アメリカ各国で、ソロや様々なアンサンブルのメンバーとして数多くのコンサートやメディアに出演している他、CD制作にも取り組んでいる。

1997年からはウィーン室内管弦楽団のメンバーとして活躍中(2001年~同コンサートマスター)ブレーメンのドイツ室内管弦楽団、アイゼンシュタットのハイドンフィル

ハーモニー管弦楽団、チューリッヒ室内管弦楽団、カメラータ・ザルツブルグなどにも定期的に参加している。

ウィーン、グラーツ、サンティアゴ・デ・コンポステーラ(スペイン)、カイロ、カールスルーエなどでのコンサートマスターとしての経験も豊富である。

現在、リスボン・メトロポリタン管弦楽団(ポルトガル)、およびニーダーバイエルンフィルハーモニー(ドイツ)の第1コンサートマスターに在任中。

近年はロックやポップアーティストとともにクラシック、インドやトルコの音楽などのスタイルを取り入れたクロスオーバー音楽の企画に力を注いでいる。

シンシア・リャオ / ヴィオラ・編曲

Cynthia Liao - Viola・Arrangement -

台湾、台北生まれ。台湾においてヴィオラと作曲の指導を受け、渡墺。ウィーン国立音楽大学でトーマス・カクシュカにヴィオラを師事。

2000年、卒業。アルティス・カルテット、ウィーン六重奏団、アルバン・ベルク四重奏団のメンバーのもと、室内楽を学ぶ。

2001~2003年ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団で首席ヴィオラ奏者を務める。2004年リンツ州立ブルックナー管弦楽団ヴィオラ・パートリーダー。

2003年よりウィーン室内管弦楽団メンバー。リサイタルでの演奏のほか、ウィーン楽友協会でのコンサートにソリストとして出演。

トランシルヴァニア室内管弦楽団との韓国ツアー、リカルド・シャイーの指揮によるイタリアでの演奏等で活躍。

現代音楽に取り組む「アンサンブル・レコンシル」のメンバー。2006年よりジャズ・カルテット「ラジオ・ストリング・カルテット・ウィーン」メンバー。

ベルリン・ジャズ音楽祭、ウィーン・ジャズ音楽祭、ドゥブロブニク・サマー・フェスティバル、ダブリンジャズ音楽祭などヨーロッパでのコンサートに

出演、エッセン・フィルハーモニー・ホール、ストックホルム・コンサートホールなどでも演奏。

ジャコモ・プッチーニからジミ・ヘンドリックスまで、あらゆる弦楽四重奏曲の録音経験がある。

ルイス・ゾリタ / チェロ

Luis Zorita - Violoncello -

1973年、レオン(スペイン)生まれ。オビエド(スペイン)、シカゴ(アメリカ)で学び、優秀な成績で卒業。スペイン、アメリカ、日本、オーストリアで開催された

ソロ・コンテストで1位を獲得。1999年からフリーランスの演奏家としてウィーンを拠点に活動し、マスタークラスでの定期的な指導や、

作曲家ヴォルフラム・ワーグナーとの活動を行っている。オーケストラや室内楽の演奏家として、様々な編成で演奏。ヨーロッパ室内管弦楽団や、スーパーワールド

オーケストラでの客演のほか、メルリン・アンサンブル、ニュー・クラシック・コミュニティー、モーツァルト・コレギウム、そして自身が2007年に立ち上げた

クライスラー・ストリング・トリオのチェリストとして活躍している。ソロ演奏家としては、スペイン国内のすべての主要文化施設を拠点にするオーケストラと共演。

シカゴ、ロンドン、リュブリャーニャ、ザグレブ、グラーツ、ウィーンにおいても、ハイドンのチェロ協奏曲、 サン・サーンス、ラロ、ロドリーゴの作品、ブラームスの

二重協奏曲、ベートーヴェンの三重協奏曲などを演奏。ダニエル・バレンボイム、サー・ゲオルグ・ショルティ、フィリップ・アントルモン、ミヒャエル・ギーレン、

ピエール・ブーレーズといった指揮者とも共演した。ヨーロッパ、南米、アジア、アメリカ各地の有名音楽祭での演奏に加え、2009年からシュライニング国際音楽祭

「春の響き」に出演。1700年頃に製作されたのミラノ製チェロを使用。

米澤 浩 / 尺八

Hiroshi Yonezawa - Shakuhachi -

宮田耕八朗氏に師事。78年日本音楽集団入団。79年から海外での活動も開始し、欧州(北欧・旧東欧含む)・北米・中米・中国・台湾・韓国等で公演し200公演以上の

海外実績を持つ。日本音楽集団の活動を通じてゲヴァントハウス・ニューヨークフィル・ヘルシンキフィル・読響・都響・京響等内外の オーケストラとの共演経験を持つ

一方、個人として韓国の国楽管絃楽団との共演も豊富である。コンサート活動の他、演劇・放送音楽、市民文化講座やワーク ショップで講師を務める他、(財)地域創造が

主催した「ステージラボ」仙台セッション(01年)・東京セッション(08年)でも邦楽の講師を務めるなど活動の幅は広い。

2001年からオーストリアの「シュライニング国際音楽祭 春の響き」をきっかけに箏の熊沢栄利子と開始した海外ツアーは、2011年の 第12次までに欧州・中米等11カ国

で60公演を越える2001年難波竹山・菅原久仁義らと尺八トリオ《575》を結成。2006年これまでになかった箏体験ワークショップ《YKプログラム》を熊沢栄利子

と協同して考案し、小中学生を対象とした邦楽器の体験普及にも力を注ぎ、2008年からは邦楽の普及を目指して熊沢栄利子と共に横浜で「邦楽いろはにほ」シリーズを

スタートさせる等、多面的に邦楽の普及に尽力している。現在CDを6枚をリリース。

《現職》尺八トリオ《575》メンバー / 日本音楽集団団員 / (財)地域創造邦楽地域活性化事業コーディネーター / 《島根邦楽集団》顧問

HP : http://yonezawa.art.coocan.jp/ FB : https://www.facebook.com/Yonezawa.Kumazawa.Inst

熊沢 栄利子 / 箏

Eriko Kumazawa - Koto -

砂崎知子氏に師事。NHK邦楽技能者育成会卒。1981年NHKオーディション合格。

1978年日本音楽集団に入団し、中心的メンバーとして国内外の公演に数多く参加する他、スーパー歌舞伎など演劇・放送音楽や、講習会の講師等も務める。1991年より

尺八の米澤浩と開催した「ジョイントリサイタル・シリーズ」で委嘱したメナリ(朴範薫作曲)を契機として韓国に目を向けた演奏活動も展開し、韓国のソウル国立国楽

管絃楽団・大邱市立国楽管絃楽団からコンチェルトのソリストとして招聘を受けている。

2001年からオーストリア「シュライニング国際音楽祭」をきっかけに尺八の米澤浩と開始した海外ツアーは、2011年の第12次欧州公演までで欧州・中米等11カ国で

60公演を越え、ヴァイオリニストやチェリスト等との共演にも意欲的に取り組んでいる。又コンサート活動の他、2006年には米澤浩と協同してこれまでになかった

箏体験ワークショップ《YKプログラム》を考案し、島根県芸術文化センター[グラントワ]のキッズ邦楽塾、横浜市芸術文化教育プログラム、日本音楽集団・TAN共催の

《MeetThe和楽器》などで同プログラムを実施し、小中学生を中心として 箏の体験普及や邦楽の普及を目指し、米澤浩と共に横浜で「邦楽いろはにほ」シリーズを

スタートさせる等、色々な角度から邦楽と箏の普及に尽力している。

《現職》日本音楽集団団員 / 《島根邦楽集団》顧問 / 生田流宮城社教師

HP : http://zipangu.com/kumazawa/ FB : https://www.facebook.com/Yonezawa.Kumazawa.Inst

二代目 三山 貢正 / 津軽三味線

Mitsumasa Miyama - Tsugaru Shamisen -

津軽三味線貢正流家元(現 宗家)を父に持ち、民謡・和楽器の他、幼い頃よりピアノ・ギターなどの楽器に触れて育つ。五線譜による三味線演奏について三味 線笹本流

家元笹本壽師に師事し、積極的に学ぶ。1999年3月邦楽界の登竜門である『NHK邦楽技能者育成会(第44期)』を卒業。同期による「獅子の会」演奏会(2000~2009年)

では、津軽三味線にてアンサンブルに参加。「津軽三味線コンクール全国大会」独奏 一般の部 2003年・2004年連続上位入賞。

2008年 ファーストリサイタルを開催し、『大志』・『爽』・『団欒』・『凜』などのオリジナル曲を創作し発表。2015年、二代目家元 三山貢正を襲名。

本流の継承、後進の指導・育成に力を注ぐ一方、「力強い撥さばき」と「繊細な音色」のハーモニーを醸し出す表現力豊かなその津軽三味線の響きは各方面で

好評を得ており、各種イベント・舞台等の様々なステージに於いて幅広く活動している。また津軽三味線・三味線・三線(沖縄)のスタジオプレーヤーとして民謡の他、

演歌・クラシック・POPS 問わず各種CD・映画・CM・劇伴・ゲーム等の音楽レコーディングに数多く参加するなど各方面で活躍中。

ヨーロッパ、アジア、南米など世界各国の公演にも数多く参加しており、日本文化の紹介にも尽力している。

《現職》津軽三味線貢正流 家元 / 公益財団法人日本民謡協会公認 三味線 教授

HP : http://www.tsugarusyamisen.com FB : http://www.facebook.com/3yama.mmo


塚田 裕 / 絵・インスタレーション

Hiroshi Tsukada - Painting・Installation -

1966年 長野県生まれ

2005 08 12年 オーストリア・シュライニング音楽祭 招待個展

2007年 岡山県倉敷市工房IKUKOで個展

2007~2012 年山中湖国際音楽祭で個展

八ヶ岳山麓にアトリエをおき、日々の生活の中で感じ、自身の心に積み重なっていく自然から受ける印象を

心象として平面に描き出すことを近年の制作テーマとしている。荻太郎に師事。

2004 - 2008年 真板雅文のアシスタントをつとめる。

会場では画家・塚田裕の絵とインスタレーションが、山中湖国際音楽祭ならではのアートな雰囲気を演出します。

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