「年号が大正に替わり明治天皇の御遺を忍び御心霊をお祀りする明治神宮の造営作業が始まりました。しかし、第一次世界大戦が始まり、その影響で物価・賃金が急騰し、造営予算に支障をきたしていました。
当時、内務省造営局造営課長であった田澤義鋪は全国各地の青年団に労力奉仕を呼びかけ、延べ11万人に及ぶ青年たちが造営に協力しました。
大正9年11月、皇太子殿下(後の昭和天皇)より造営に対する青年団の功績に対して令旨を下賜されました。令旨の拝受を記念するために日本青年館建設の議がおこり、大正10年9月、財団法人日本青年館が設立されました。その後、全国の青年団は各種運動を繰り広げて、1人1円の建設資金を拠出し、 関東大震災のため工事は遅れましたが、大正14年9月に総工費162万円をかけて地上4階地下1階建ての旧日本青年館が完成したのでした。
昭和54年2月には青年団募金5億円をはじめとして政府、経済界、各界の支援を受けて総工費54億円をかけた地上9階地下3階建ての現在の日本青年館がオープンしました。